アメリカファイナンシャルプランナー(FP)
日本でFPというと、銀行で相談したり、保険にはいったりするときに無料でアドバイスをくれる人というイメージがあります。アメリカのFPは同じように入る保険のアドバイスをくれる人達もいますが、「投資」という目的で探す場合、ChFC(認定ファイナンシャル・コンサルタント)の資格ももった独立した専門職で、それで生計をたています。
コミッションよりも、有料でのアドバイスと、顧客の資金を代わりに運用してそこから手数料をとるという形で収入を得ています。
ブログを始めたきっかけ
このブログを書き始めたきっかけは、クレジットカードのポイントを貯めて、お金を節約して一時帰国をしたかったことが発端です。
毎年、子供達の夏休みに合わせて帰国をするのですが、駐在員とかでもない私たちは、航空券4人分を自前で払います$$。
頑張って安いチケットを探しても、一人当たり最低でも12万円はこれまでかかってきました。日本に住む両親に孫の合わせたいし、普段なにもできない心苦しさからくる親孝行のつもりでもあります。もちろん私自身が、勝手知ったる言葉の通じる日本に少しの間帰るのは、リフレッシュ&充電、これからまたい1年アメリカで頑張るぞ!という元気の源でもあります。
毎年の飛行機の利用で、少しづつですが貯まったマイレージもありまして、今年の夏はアメリカン航空のマイレージを使いっては無料の航空券で一時帰国ができました。
今は、ホテルのポイントも貯めています
-
-
IHGホテル無料特典でホリデイイン・エクスプレスに宿泊 大学のファミリーデイ
長男のカレッジでファミリーデーというのがあったんで行ってきました 私はアメリカに住む専業主婦ですが、日々の暮らしの中で、「旅行」というような大きなイベントではなくても、ちょっとホテルに一 ...
続きを見る
-
-
IHG 特典でHoliday Inn Dallas - Richardsonに宿泊
ホテル会員無料特典で、ホテルに無料で宿泊してきました 手出しのお金はは一切なしでした 長男の19歳の誕生日でした 家からは車で3時間半かかるダラスに住む長男 大学の寮に住んでいます 今月の初めに大学で ...
続きを見る
お得な気分で満足しているタイミングで、たまたまアメリカ在住でクレジットカードをうまく利用してマイレージを貯める、という無料で旅行をしている人達のブログを読みました。すぐに「私もやろう!」と思い立ちます。
同じ頃に「老後の資金問題」「2000万円では足りない問題」が話題になっていて、今年50歳になった私も「老後の資金」についてリアルに考え始めていました。
「マイレージの貯め方」「マイレージの貯まるクレジットカード」などと一緒に「老後の資金」「リタイヤ」「不労所得」などで検索していくと、若いうちから投資で将来の資金を貯めている人達のブログにどんどん繋がっていきます。長い間放ったらかしだった「Twitter」でも参考にさせてもらったブロガーをフォローしていくと、いつのまにか私のアカウントは「若手投資家」人達のツイートばかりになってしまってびっくり(笑)彼らは、ブログを書いて情報を発信し収入も得ています。
みなさん、若いうちからすごいですね。私も勉強して知識を身につけて、投資で稼ぐなんてできたらなんだかカッコいいですが、ギャンブル性が高いものは自分にまったくセンスがないのはわかっているし、毎日お金のことを考えるのは性格的にものすごくストレスになるのでやめておきます。でも、とても刺激になり、モチベーションも上がりました。
前置きが長くなりましたが、これまでゼロに近かった私のマネーリテラシーを恥じながら、投資で稼ぐ!とかブログで収入!とか大きなことは言えないまでも、50の手習いでもいいから少しずつ知識を得ています。
さてさて、ということで、我が家は投資の方はプロにお願いします
知り合いから新しいファイナンシャルプランナー(FP)を紹介してもらいました。
新しいというのは、以前にもFPのサービスを受けていたのですが、「私のいうことを聞いていれば間違いないよのよ!」というちょっとお高くとまるビッ◯だったので、3年ほどしてやめてしまっていました。
ひとまずダンナが顔合わせして、2回目のアポイントメントはしっかりとスケジューリングして、私も一緒に。
(ここまでは無料です)
我が家の資産表(預金だとか、保険だとか、家だとかのリスト)を持ってゴー。
まずはそのFPさんの自己紹介というかバックグランドとかポリシーとかそんなような説明がありまして、それからちょっと具体的な話になります。
金融の知識があまりない上に、英語という壁があるから、私は落ち着きません・・・でも、なんだか人の良さそうな、私達と同世代の「おっちゃん」という感じの人で安心。
「そんなことも知らないの?」的なオーラを出されますと、私はかなり萎縮してしまって質問もできなくなってしまいますからね。
私たちの質問のひとつに
余剰キャッシ$をなににあてたらいいか
というのがありました。
私はずーーーーーっとローンを繰り上げ返済派だったのですが

難しい数字の計算ができる人は
「30年ローンはそのままにして、返済にあてることができる分があるのだったら投資に回したほうがよい」とか言います。
ダンナもどちらかというとそっち派
私にはこんなイメージしかない
住宅ローンが3.8%とかだったとしても、投資で8%とかの利回りがあれば、そっちのほうが利益がでるとかっていうのですよ。
まあね、そりゃそうですけどね
利回りがよければの話でしょ?利回りがすっげーー悪かったらどうすんの??
ギャンブルちっくじゃないですか
ストレスの予感もいっぱい
一番にはこれまでは住宅ローンの分が税金控除の対象で優遇もある部分も大きかっと思うんですけどトランプになってからは計算方法が変わって、まああってもなくても一緒(住宅ローンがあってもなくても税金控除の額は一緒)てな具合になりました。
もちろん例外はありますがほとんどの一般庶民はこれにあてはまるみたいですよ
「家のローンも車のローンも払っちゃいな!」
風貌はお人好しなカーボーイなFPさんはそう言いました
それから我が家のポートフォリオはちょっとアグレッシブ(リスクの高い投資)なほうにバランスが傾いているので、もうちょっとコンサーバティブ(安定した投資)な方を増やしてバランスを取った方がいいといわれました。このポートフォリオは前出のビッ◯なFP女史のアドバイスで作ったものです。

そんなにアグレッシブなものだとは理解していませんでした・・・
この日のアポイントメントは無料で今後このFPさんにお金を払って我が家の資産管理をしてもらうかを決めます。
ローン全額返済
ほどなくして、私たちは家のローンと車のローンを返済しました。
税金控除の恩恵もないし、家のローンの利率が3.875%でしたから私たちの場合はこれを返してしまうのがポートフォリオのバランスをよくするという点で得策だったのだと思います。
なにが正しいのかは時間が経ってみないとわからないこともありますし、難しい計算がよくわからないところもありますが、なにより「借金がない」というのは心にも余裕が生まれますね〜。一般庶民のメンタルな私にはこれが一番です。