次男が大好きで長年続けているスポーツは体操
体操を選んだ経緯
次男は6歳の頃から体操をしています
アメリカでは、いろいろな習い事を広く浅く体験できるようになっているのですが、少しシャイな次男は、新しい場所で新しいことにトライすることが苦手
日本の幼稚園の年少さんでようやく慣れて、お友達もたくさんできてきたお正月の頃にアメリカに引越しました 楽しめるスポーツを探して新しいお友達を作ろうね!という母心は伝わらずなかなか最初の一歩が踏み出せませんでした
例えば夏休み中にある「キャンプ」を利用して、その習い事が子供にむいているかを知ることができますので、次男にもバスケットボール、サッカー、野球、スイミング等々を勧めてみました
キャンプって?
「キャンプ」で始める小さい子向けの習い事は、遊びの要素をふんだんに取りいれた楽しいものが主流です そこで子供が夢中になったら続けていけばいいし、向いてないとわかったら違うものを体験してみる そんなスタンスで得意なものを見つけていくことができます
結局「キャンプ」でやってみたのは体操 一人では行きたくないという次男のために、長男(当時9歳)も一緒にレジスターし、同じクラスに1週間通いました
長男のと次男は3歳年の差のある兄弟 次男が長男に勝てるものはまずありません
ところがそのキャンプのクラスでは最年少だった次男が、平均台やマット運動でなかなか筋があると褒められ意気揚々 特に側転は一番上手だと褒められてみんなのお手本になりとても嬉しそうでした
手足の長い子たちが、危なっかしげに側転を回る中、小柄な次男は、体の真ん中のお腹に芯がある感じでブレることなく、クルリと綺麗に側転をしていました
その後もシーズンスポーツで、フラッグフットボール(アメフトをタックルなしにしたもの)や、サッカー、バスケットボールもやってみましたが、キャンプで体験した体操が一番向いていて(何より本人が大好きで)いまに至っています
シーズンスポーツって?
シーズンスポーツはだいたい3ヶ月前後の期間で、練習、試合と系統だてて体験できます(体験と書いていますが、試合は真剣。両親、ときにはおじいちゃん、おばあちゃんも応援にきてもりあがり、優勝めざして競技します(でもトロフィーは全員もらえるところがアメリカらしいです)
ついでに追記しておくと、高い入学金やユニフォーム代はかかりません 最初から短期間の設定で日本のよくある習い事のように、「頑張って続ける」ことを前提としていません
高校生になってからの体操
15歳 Sophmore (高校2年生)の今では、4時間の練習を週に5日こなします
次男の高校には体操のチームはないため、学校の管轄内ではない体操クラブに入っています
PE(体操)の単位として数えられるため、高校の体育の授業は出席せずにその分を体操クラブでの練習の時間にあてることができます
実際は体育は高校の1年目だけとればいいため、2年目には必修の体育の授業はないのですが、体操クラブでの練習が授業の一環と考慮されるため
毎日4時限ある授業のうちの1時限を体操の練習にあてることができます
ランチが3時限目と4時限目の間にあるので
毎日ランチの前に帰宅して家で遅いランチを食べてから練習に出かけます
アメリカで体操を習い事とする費用
で、その体操の費用
いくらかかっているの我が家の例でちょっと公開します
どのスポーツでもどれくらい時間とお金をかけるかは、千差万別
次男は体操大好きで、これからも続けていきたいし、できれば大学のクラブチームでもやっていきたい、そんな風に考えている我が子の場合です(クラブチームというのはNCAAなどような正規のチームほどにコンペティティブでない、その競技をやりたい生徒がもう少し気軽に加入できるチームです)
- 体操クラブ(ジム)の月謝が445ドル
- USGA (アメリカ・ジムナスティクス・アソシエーション)の年会費が61ドル
- 1年間のチームフィーが145ドル
- ユニフォームのサイズが合わなくなると購入する分が今年は82ドル
- 今年エントリーする大会が7つ、エントリー費がそれぞれ
-
- 167ドル
- 167ドル
- 195ドル
- 170ドル
- 130ドル
- 180ドル
- 185ドル
ざっと計算して
6821ドル
遠征になるのでガソリン代、ホテル代、外食代が積み重なって
最後の大会は勝ち上がって全米大会へいくとさらにプラスです
子供にはやりたいことをやらせてあげたいけれど伴うものがなければなので
せっせと節約に励んでいます