結論から言うと、iPhoneXを水に落としてしまったら電源を入れてはいけません。動作確認をしようとせず、まずは乾かす。鉄則です。
我が家の「水没〜修理」体験談です
Appleの公式サイトでは「防沫性能、耐水性能、防塵性能を備えており」を書いてありますが、
防水ではありません!
飲み物をこぼしてしまった場合などは、不純物をとり、しっかり乾かすことでセーフのようですが、水の中に「じゃぼん」と落としてしまった場合には基本的に専門の修理(クリーニング)に持ち込むことをおすすめします。
iPhone が水没


怒られると思っているのか、断片的にしか詳細を話さない次男の説明をつなぎ合わせて掴めた概要がこちら。
- コロナ禍のための外出自粛中に、普段はやらないことをやっている子供達。
- 次男は思いつきで、物置から絵の具を出してきて絵を描いていた。
- 洗面所のシンクに水をためて筆を洗っている際に、そばに置いておいた携帯に手がぶつかり、携帯が水のなかにチャプンと落ちた。
- すぐに水から出したけれど、確実に一度沈んだ・・・
- 急いで水を拭き取り、そのあとは乾燥させるために放置(使用しない)。
- 1日経ったところで電源を入れたらONになり、普通に使えたのでそのまま使用。
- しばらくしてスクーリンに「線」が出始める。
- 水に落としたのが火曜日で、日曜日の朝の時点でスクリーンが真っ黒に。
次男の持っているのはiPhoneXS。携帯を持ち上げるだけでスクリーンがONになります。
電源を入れてはいけない
水に落とした時の鉄則は、電源をいれてはいけない!
(ショートする可能性があります)
なのでまずは音量ボタンとサイドボタンの長押しで電源オフ。
でも、次男はそれをしなかった。
(知っていなければできないし、慌てていたらとりあえずONにできるか確認したくなりますが、じっと我慢)
まず水に入った状態から引き上げる時点で、オンになるんじゃないの?と思いますので、どこまで迅速に電源をオフにできるのかは多少疑問ですが、できるだけ早くということでいいと思います。(ホームボタンを押してONにする携帯なら、そこを触らなければいいわけですからもっとシンプルですね)
水から出す→例えその時点で電源が入っても決して「ああ、よかった。ONになるから壊れてない」とか思ってはいけません。
とにかくすぐに電源オフ。
そこから確実に乾燥です。
思い切り振ったり、ドライヤーを使ったりしてはいけません。振ると中に入った水滴が内部に入り込んでしまうかもしれないそうです。
お米の中に入れる、というのもあるようですがオススメではなく、シリカゲルのほうが有効です。
ここでお勧めするのはとりあえず専門の人に乾かしてもらう。とくに私のように「よくわからない」場合は!
バッテリーを外し、SIMカードを取り出し、内部をしっかりと乾かすことが必要になるので、携帯が壊れるリスクを最大限に避けるのなら、修理の専門店に持ち込むことを強くお勧めします。
修理店へ
画面が真っ黒になったということで、修理店に持ち込むことにしました。
この時点では画面は真っ黒だけど、機能はしていました。
(例えば、電話をかけると音はなる等)
まずは40ドルの「水のダメージの際のクリーニング」をしてみることに。
中を開けて乾燥&キレイにするということのようです。
6日経ってからのiPhoneの中にはまだ水滴が残っていました。
預けてからしばらくすると電話がかかってきました。
予想通りこれでは直らず、スクリーンを交換することに。(180ドル)
内部でショートしていようです。
これで100パーセント直るかはわからないとのことでしたが、次男の携帯は無事復活しました。
次男はクラウドにデータをほとんどバックアップしていなかったため、携帯に入っていた写真をはじめとするデータの類はほぼ消えました。たいして大事なものはなかったので、あっさりと放棄できましたが、そうでない場合にはいろいろ面倒ですので、データのバックアップも日頃からやっておきましょう。
まとめ
携帯を水に落としたら、専門店で「水のダメージの際のクリーニング」というサービスでしっかり乾かしてもらいましょう。中がしっかり乾いていないと、1ヶ月くらい経ってから不具合が出てくる場合もあるようですよ。