アメリカのシニア向けリタイヤメントコミュニティ
アメリカで趣味のテニスにはまっているサニアです。
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趣味のテニス アメリカで試合に出るのは楽しいです-USTA-
中学で軟式テニス部に入っていて、高校では硬式テニス部に入っていました。 高校のときは、バイトや遊びに夢中でして硬式テニスは幽霊部員になっていましたが(汗)。 母からは「テニスはいいわよ、大人になってか ...
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アメリカはテニスコートがそこら中にあり、気軽にテニスを始めらる環境であることはもちろん、初心者から上級者まで参加できる試合のシステムも充実しています。真剣に取り組むもよし、楽しみメインでもよし。英語が苦手でもテニスを通じてソーシャルの輪が広がるし、健康にもいい。何よりテニスは生涯楽しめるスポーツ、アメリカに住んでいるのならテニスはオススメです。
さて、今日はダブルスのアウェイの試合でした。
相手チームは8人中3人が60歳を超えています。
76歳を筆頭に60歳代が3人いるチームです。
リタイヤ後、仕事や子育てが終わってからの人生、どのように楽しむか考えていますか?
ライフスタイルに合わせて転居
ライフスタイルに合わせての引越しが日本よりも多いアメリカです。子供が自立したら、今まで住んでいた大きな家を売却し、家を「ダウンサイズ」する人も少なくありません。
リタイヤしたら気候のよい暮らしやすいエリアに引っ越す人もいます。
将来の自分の姿が明確に想像できればできるほど、逆算でいまやらなければいけないことが見えてきます。
シニア向けハウス
シニア向けの住宅には、必要なサービスに特化したいくつかのタイプがあります。健康状態にあわせて、住居は完全に独立していて自分のことは自分で管理するタイプから、医療スタッフが常駐し、身の回りの世話もしてもらうタイプまで様々です。
ー例ー
- Active adult communities
- Independent living communities
- Assisted living residences
- Nursing homes
- Continuing care retirement communities
アクティブシニアコミュニティ
(Active adult communities)
先に書いた60歳を超えている4人は同じシニア向けのリタイアメントコミュニティに住んでいます。60歳、70歳はまだまだ体力もあり、体も自由に動きます。彼女達は、テニス、ランチ、麻雀、旅行といつもとても楽しそう。彼女達が住むコミュニティが、アクティブシニアコミュニティ。
彼女達の住む広大な敷地にあるそのコミュニティには、レストラン、18ホールのゴルフコースが3つ、テニスコート12面、プール、ジャグジー、バイクトレイルなどなどがそろっています。
私も何度かテニスに誘っていただきお邪魔しました。入居できるのは55歳からですので、私もあと5年もしたら入居可能です。
平屋の自宅は3ベッドルームで2000SQFTほど(約185平方メートル)でした。ご夫婦と犬が一匹。ビルトインのガレージには車が2台駐車でき、ドライブウェイにはさらに2台駐車可能ですからゲストがきても十分に駐車できます。
広すぎない庭はメンテナンスにも手がかかりません。
周りのシニアな人たち
そしてパートナーと離婚や死別しても、次のパートナーをみつけ残りの人生を楽しむパワーはスゴイです。
50歳でも、60歳でも、なんならもっと上でも、「結婚式をします」「苗字がかわりました」なんて話は周りでも定期的にあります。
リタイヤメントコミュニティの中でのみなさんはゴフルカートで移動していました。
朝からテニスコートにゴルフカートを運転してやってくる70歳はちょっとカッコいい。
テニスで時々パートナーになるドイツ人は66歳で、彼女もまた別のリタイヤメントコミュニティに住んでいます。
彼女いわく、「私のコミュニティのほうがラグジュアリーよ。」
(でもテニスコートはないらしいです。)
付け足し
シニア向けカレッジリンク型コミュニティ、というのもあるそうでこちらはリタイヤ後も学びたい意欲があるシニアが大学の講義を受けられるシステム。こちらのほうは実際に見たことがないので、機会があったらどんなところがのぞいてみたいと思います。