条件
対戦相手・カリスB
対戦日・2018年3月
風の影響・中
事前にキャプテンから告げられました。
「彼女はハードヒッター。そして背が高くてリーチが長いわよ。」
「ネットにはでる?ネットは得意?フットワークは?」
「積極的には出てこない。ネットは得意ではない。フットワークはまあまあいいわ。」
コートで顔をあわせると、若っ!20代後半?
ウォームアップ
小刻みなフットワークがリズミカルでテイクバックがサクッと軽やか。そこからビシバシと打ってきます。
第1セット
相手のサーブから。私は風上からのリターンからスタート。まず風上からのゲームはキープしたい。私はサーブよりもリターンをキープできるようにしています。相手のサーブがいい場合は難しいけど、ファーストサーブの確率が高い人はそれほど多くないからリターンキープは、プロや上級者みたいに難しくありません。
相手の、ボールを打つまでの準備の様子がリズミカルでスムーズで、こちらもつられて軽やかになった気分です。アマいボールをアマい場所に打ってしまうと、フラットのフォアハンドの低いショットでコーナーに華麗に打たれて決められます。
厳しい試合になりそうだ。と思いきや、ミス多し。打ってくるショットにあんまりバラエティがないかもしれません。どこからでもどんな体制でも同じショット?なんだか同じボールで同じコースを狙っているようです。球出しドリルをしている人に見えてきました。って、そんな自分が球出しみたいなボールを打っている場合ではありません!
左右に打つとミスもしてくれるんだけど、ドロップショットだけは上手くできたと思ってもなんと追いついて返してきます!ドロップショットはほぼ返されたんではないか?前への動きがメチャいいです。そしてそこから慌てずにキッチリと打てる。
前には出てこず、ベースラインからひたすらビシバシと打つので、長いラリーが多くなります。風下からだと不利。そして非常に体力を消耗します。私は自分が凄く風に左右されるという自覚があるのですが、ここまで風に影響されるのは(他の人はあまり風がどうこう言わないんですよね)、打つボールがフラットすぎるからでしょうか。
デュースサイドからのセカンドサーブを相手のフォアハンドに打つと、ストレートに私のバックハンドを狙われました。そのノータッチエースが4ポイントくらい取られました。
相手のよいフットワークでの切り返しでポイントを失いましたが、一方で相手のミスでポイントを稼ぎました。終始リードで1セット目は6−3で終えます。
第2セット
とにかく相手のバックハンド狙いにしました。昨日の対戦相手(ジュリ・W)のときの状況と似ています。背が高く、強く打つ、フラットで低いボールと共通点が多いです。風の影響もほぼ同じです。
長いラリーの応戦になったポイントがありました。「Greatポイント」とお互いに讃えるポイントでした。隣でダブルスの試合をしていた人たちもちょうど見ていて歓声をあげてくれました。気分が盛り上がります。これ、テニスの試合での醍醐味の一つです。
デュースを重ねて競ったゲームもありましたが、6−0でした。
試合後
6−3、6−0で勝利。
ちょっとペースのあるショット打ってくる相手だと、ウォームアップとか、試合の序盤でちょっとと「今日は厳しいな」と思いますが、意外とすぐに慣れます。出だしで失点が続いてもスピードにはだんだん目も体も慣れてくるので修正しやすいような気がします。対策も立てやすい。緩いボールを打ってくる相手にミスを重ねてしまい、ドツボにはまりどんどん悪い方向へ行く展開のほうが恐ろしいです。何で??ともがきながら、最悪まともにスイングができなくなるときさえあります。
フットワークがよくてどんな球でも諦めずに食らいついて返してくるレトリーバーが相手の時、緩い球を粘り強く確実返してくる相手にあたった時に上手く対応できないことがあります。ライジングで打つとか、オーバーヘッド、スイングボレーなどの時間を奪うプレイのようなスキルがないのが原因かなぁ。
最初に試合が終わり、残りの試合をキャプテンと観ます。キャプテンはラインアップに入っておらず、この日は観戦だけでした。若手の多い我がチーム、ハードヒッターが多いです。彼女達の試合を見て、「ハードヒットはいいけど、全部同じ球なのよ。それが相手に通じているかとか関係なし、とにかく強く打ちたいの。もっと状況に応じていろんな球を打たなきゃ。」キャプテンは年配で多分60代半ば。キャプテンは厳しいな。ミスすればミスするほど、なぜか意固地にって同じショット打ち続け、どんどん苦境になっていくプレイをみて、「もう見ていられないわ・・・」。
シングルス#1#2が勝利。ダブルス#1がタイブレークをとり3勝でチームも白星でした。このチームは週末ディビジョンで現在2位。あと3戦残してプレイオフへ行く条件は全勝。最後の試合で現在1位のチームを敗ることが必須。それでも優勝確定ではないです。どうなることやら。